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いかがお過ごしでしょうか?

はよ冬休みにならねがな~。子供達ばっかずぅれぜ、おらだって休みでがに。きんなも小さいながらも会社の社長さんとお話しする機会があったけど

社長さん 「ひげさん、今は最高に面白い時代だね!自分のやりようでいくらでも業況を拡大できるよ!私は仕事が面白くてしょうがないよ!」

ひげ   「・・・はぁ・・・多分そんげこど言うでっかんは社長だけですよ。俺なん食でいかんねっけ、しょうがね働いてます。できればダラダラ暮らしたいです。日の光を浴びながら風呂入って、朝寝して、そういうふうに暮らしたいです。」

不毛だ。こうも考え方が違うと語り合うこと自体が時間の無駄だ。



(つづき)

カナダでトロフィーサイズのマスキーとの逢瀬を終えた俺は、再び南半球に向かった。次の目的地はオーストラリアだ。俺の彼女「コール」の故郷だ。彼女の御両親にも挨拶せねばなるまい。それからコアラやウォンバットを抱いて「ムニュむにゅっ」としなければなるまい。それから・・・
今回の最大の目標は奴に会うためだ。

バラマンディー
1バラマンディー

四国の四万十川にいる幻の巨大魚「アカメ」の親戚だ。海水と汽水域に住んでいる。体長2m、重量60kgにもなるビッグファイターだ。

真っ青な空と赤い土の境界線がただただ続いている。乾ききった赤土しか見えない荒野に流れる川。メアンダー(蛇行)によって形成されたワンド・・・枯れた葦のような茎が水面に出ている。まばらに生えた水生植物だけが生命を感じさせる。乾いている、この土も、空気も、俺の心も。奴に会いたくて、語り合いたくて、戦いたくて、力ずくでねじ伏せたくて。土の色と同じ赤褐色に濁った川を漂うボート。キャストを繰り返す俺だけが動いている。大きめのスイッシャー(ルアーの頭とお尻にプロペラがついている奴)が引き波をたてながら水生植物の間を抜けてくる。
スイッシャー

何度目かのキャスト、群生した水生植物の際、スイッシャーがよろめいた・・・

水面が爆発した。

バラマンディー2

凄まじく大きな水柱と爆発音をたてながら奴はルアーに躍りかかった。フックアップ!死闘が始まった。互いに全身の力、細胞に刻み込まれた経験、幾多の強敵から学んだ知識、フル動員で戦う。余裕などない、ただひたむきに、ただ全力で、ただ二人だけで、ただ戦った。

奴は大きな腹を波打たせながら俺の側に横たわっている。言葉は無い。俺は震える全身を抑えながら、噛み合わない前歯で煙草を噛んだ。青い空に雲が一つたなびいた。

昇華した。

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ひげぼうず

Author:ひげぼうず
ひげぼうずの日々日常

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